そらとり

自粛警察
2020/08/15 ブログ
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愛知県一宮市の腸もみ そらとりです

 

それにしても暑いですね。

早朝から畑仕事しても、8時の時点でもう30℃超えてますからね。

ぼちぼちやらんと、干からびてしまいます。。

 

 

さて、この暑さの中、マスクの装着率がすごいですね。

先日、こんな記事を見つけました。

 

暑くてもマスクをつける理由や

この夏は帰省や旅行を控える理由として、

「人の目が気になる」

というのが実は一番大きいのだとか。。

 

コロナそのものより、

人の目の方が怖いということらしいです。

 

実際、「自粛警察」なんてのもあるらしいですからね。

 

で、その自粛警察ですが、

その体質的なものは戦時中の「隣組」組織の密告と共通するところがあるらしいです。

 

隣組というのは1940年くらいに、

近隣の10戸単位で組織された今でいう町内会のようなものです。

 

戦争に関する情報伝達や食糧配布など上位下達を目的に作られましたが、

近所に反戦的な言動をする人がいると、

憲兵や特高警察に密告をするという、下意上達もあったらしいです。

 

昔読んだ「はだしのゲン」の父ちゃんが、

「わしゃ戦争は嫌じゃ」という理由で竹やりの練習に参加しなかったときに、

「非国民」呼ばわりされたのがそうですよね。

 

 

隣組の密告も自粛警察も、

本人はお国のために、みんなのためにと、良かれと思ってやってるんですよね。

その人たちにとっての正義なわけです。

 

80年たった今も変わらないんですね。

密告されると嫌だ、

後ろ指さされるのは嫌だ、

って思いがDNAだか、日本人の集合意識の中に根深くあるんでしょうか。。

 

これこそ、前に書いた日本人としてのペインボディかもしれません。

 

 

今はもう2020年です。

80年もたったんですから、もう少し大きく、

深い視点で見守れたらいいんじゃないかなと思います。

 

マスクに関しては、

熱中症や頭痛、肌荒れの心配もありますし、

どうしてもつけられない事情がある人もいます

 

帰省に関しても、おじいちゃんおばあちゃんがもうだいぶ高齢で、

「来年には、、」って言ってられないこともあると思うんです。

 

それぞれに、事情があると思います。

そこを汲んであげられるだけの気持ちの余裕を持てたらなあと。

 

 

日本人の特性として、

お上の言うこと正しい、

お上の言うことはそのまま受け入れる、

みんなと同じがいい、

右に倣え、

赤信号、みんなで渡れば怖くない、

 

っていうのがあると思います。

 

 

よくいえば協調性があるってことなんでしょうけど、

悪く言えば周囲に染まりやすい。

主体性が弱いですよね。

 

自分の頭で考えるってことを忘れてしまってる。

 

 

少し前に、競艇好きの父とこんな会話のやり取りがありました。

コロナの第1波がひどくなる2020年3月か4月ごろに電話で話したときのことです。

 

競艇場は人がたくさん集まるだろうし、

そこに行き着くまでの電車の移動もあるし、

感染が心配で父に聞きました。

 

僕 ボートは行ってるん?

父 行ってない。やってないから。

僕 ふーん、やってへんから行かへんの?

父 行かない。クローズ。

僕 ふーん、じゃ、もし開いてたら行くの?

父 だから行かない。開いてないから。行っても入れないの。

僕 ???開いてたら、行くの?

父 行かない。行けないんだって。

剣は知らんやろうけど競艇の協会はしっかりしててちゃんと考えてくれてるねん。

今はコロナやろ?危ないからってクローズ。行けない。

僕 協会がダメっていうから行けへんの?

じゃ、今のコロナの状況で、もし協会が「大丈夫ですよ、競艇に遊びに来てください」

っていうたら行くの?

父 うん、開いてたら行く。

僕 ・・・・・・・・・・涙・・

 

 

ぼくがここでお伝えしたいこと、わかっていただけますか?

 

父は、自分のとる行動を

競艇の協会に委ねてしまって、

自分で考えて判断することを放棄してしまってるんですね。

 

まさに、お上の言うことは正しい、

お上の言うことをそのまま受け入れる、

そんな状態なんです。

 

この事実にぶち当たった僕は、

ゾッと寒くなりました。

いままでに観たどんなホラー映画よりも寒くなりました。。

 

僕たち家族を養うために、そして、

戦後の日本経済を支えて必死に働いてきた父の姿。。

 

 

お上の言うことをそのまんま受け入れてくれる人ばかりだと政府は楽ですよね。

マスクしてください。 はーいい。

帰省や旅行はひかえてください。 はーいい。

ワクチン打ちましょうね。 はーいい。。

 

戦後の教育やメディアの洗脳のなせる業なのでしょうか?

 

父との会話の後、

僕は、父につけてもらった剣太郎という名前の「剣」を自分の中心軸にずっしり据えて、

静かに揺らぎのない視点で、しっかりと世の中を観れる目を養っていくことを強く願いました。

 

 

 

フランスやドイツを始め、ヨーロッパでは反マスクデモが繰り広げられています

「マスクは意味がない!」

「コロナは茶番劇だ!!」

が、日本のテレビでこれらデモの様子を報道されるのをまだ観たことがありません。

(テレビ自体観ないからかもしれませんが。)

 

お上に都合の悪いニュースはテレビや新聞では出てきません。

その事実にそろそろ気づいていってほしいんです。

これからの子供たちには、特に、です。

親としての役割は大きいですね。

 

 

マスクをつけるな、と言っているのではありません。

つける理由を改めて考え直してほしいんです。

そして、つけない人の自由も認めてあげて欲しいんです。

 

自分軸がないと、その都度いろんなものに振り回されて、しんどいでしょ。

 

軸を持ちつつ、柳のようにしなやかに、生きていけるよう心掛けてはいるのですが、

よく「ひょーひょーと生きてる」と言われるそらとりでした。

 

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

(今日は2000文字超えちゃった。。いつもの2倍です。)

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