そらとり

「そらとり」の由来
2019/02/02 お知らせ
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最近、人に会う機会が増えてきていまして、

(そろそろ引きこもり卒業かな?笑)

名刺交換などさせていただくときに、

「そらとり」の由来を尋ねていただくことも度々あります。

ありがたいことです。

 

少し長い物語にはなりますが、

ここにまとめておきたいと思います。

 

メキシコ在住12年の間に、ほんといろんなところを歩きました。

メキシコの砂漠はもちろん、万年雪のある4,5000m級の山々、カリブ海、マヤの密林、などなど。

他の国々にも。

イギリス、グアテマラ、コスタリカ、ベリーズ、ブラジル、そしてペルーとボリビア。。

12年の滞在の最後に訪れていたペルーのとある山の中を歩いていた時に、

ぼんやりこんなことを考えながら足を運んでいました。

 

「1本のこの道を止まらずにただひたすら歩いているけれど、

それって、一歩、そしてまた一歩の積み重ね。

今の景色、そして次の一歩で見えてくる景色はさっきと少しだけ違ってくる。

今の景色は、今しか味わえない。

今いるこの場所で、今を味わい尽くせ。」

 

 

なんだかとても不思議な感覚で、

毎日ただひたすら歩く中で、確かにその体の中にいるこの僕から、

大空高く羽ばたくイーグルやコンドルのような鳥の視線をもって、

出てきた言葉たちでした。

 

そして、

ふらりふらりと文字が降りてきました。

空、鳥、道、歩。

 

のようにこころを広げて、

のように高く自由に、

いまここ、このを、

一歩一、大事に歩く。

 

それを「そらとりとっぽ」と読んで、

「小さな小屋」という意味の「庵」をくっつけて、

開業当初の屋号を「空鳥道歩庵」(そらとりとっぽあん)としました。

 

そこからいろいろありまして、

今は、

「そらとり」に落ち着いています。

 

今後とも、そらとりをよろしくお願いいたします。

 

 

一宮 頭痛整体 そらとり