そらとり

隠れトラウマシリーズ~え!?今それを言う?~
2021/09/02 トラウマ脳リセットタッチ
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こんな人いませんか?

 

・ずけずけとものを言う人

・「ここだけの話」にできない人

・それを言ってもいい相手かどうかわからない人

例えば、すれ違った近所の方が「A市場でこのスイカ2000円で買ったの!」って安く買えたことを喜んでいるのに、「あ、それより大きいのがB市場で1000円で売ってたよ」とか。。(ま、関係性にもよりますが。。)

・それを言うふさわしいタイミングがわからない人 (相手の状況を顧みず自分都合でものを言う人)

・逆に、言いたいことを言えない人。。

 

たまに、いますよね。。

僕のすぐ身近なところにもいて、よく「ヒヤっ」とすることもありますし、

もしかしたら気づいていないだけで、僕自身もそんなところがあるかもしれません。

 

必ずしもトラウマが絡んでいるとは言えないかもしれませんが、

1つ興味深いテーマがあります。

 

それは、「境界線」です。

 

人は、心地よくいるためのスペースを持っています。

人間の身体を覆っている卵の殻を想像していただけるといいと思います。

 

 

ここでいう境界線は、身体的なパーソナルスペースとは別のものになります。

もっと心理的な、感情を伴う境界線です。

 

健全な境界線を育んでいると、自分にとっても相手にとっても心地のいい関係を築きあげることができます。

 

一方で、境界線が厚すぎたり薄すぎたり、広すぎたり狭すぎたりすると、なんらかの支障が出てくることがあります。

 

では、なぜ境界線に個人差が出てくるかというと、トラウマ的な体験が要因として挙げられます。

 

例えば、

暴力を振るわれた、

暴言を浴びせられた、

長いいじめに遭った、

性的虐待の被害に遭った、

幼少期の家庭環境がピリピリしていて身の安全を感じられなかった、などです。

 

このような体験があると、境界線が健全に育たなかったり、

また傷ついて破れてしまうことがあるのです。

 

その結果、対人関係において、適度な距離感を保てず、

ついズケズケとものを言ったり、

え?今それを言う?!みたいなことが起こるのです。

 

言ってる本人に悪気はなく、ただその物差し自体を持ち合わせていないだけなのです。

 

 

 

それを理解してあげると、ズケズケ言うその人も被害者だし、癒されるべき人だとわかりますね。

 

そんな人に出会ったら、「この人の過去にどんなつらいことがあったんだろう?」って思いをはせてあげるだけで、

癒しや気づきのきっかけを与えてあげられるかもしれませんね。

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