最近、人に会う機会が増えてきていまして、
(そろそろ引きこもり卒業かな?笑)
名刺交換などさせていただくときに、
「そらとり」の由来を尋ねていただくことも度々あります。
ありがたいことです。
少し長い物語にはなりますが、
ここにまとめておきたいと思います。
メキシコ在住12年の間に、ほんといろんなところを歩きました。
メキシコの砂漠はもちろん、万年雪のある4,5000m級の山々、カリブ海、マヤの密林、などなど。
他の国々にも。
イギリス、グアテマラ、コスタリカ、ベリーズ、ブラジル、そしてペルーとボリビア。。
12年の滞在の最後に訪れていたペルーのとある山の中を歩いていた時に、
ぼんやりこんなことを考えながら足を運んでいました。
「1本のこの道を止まらずにただひたすら歩いているけれど、
それって、一歩、そしてまた一歩の積み重ね。
今の景色、そして次の一歩で見えてくる景色はさっきと少しだけ違ってくる。
今の景色は、今しか味わえない。
今いるこの場所で、今を味わい尽くせ。」



なんだかとても不思議な感覚で、
毎日ただひたすら歩く中で、確かにその体の中にいるこの僕から、
大空高く羽ばたくイーグルやコンドルのような鳥の視線をもって、
出てきた言葉たちでした。
そして、
ふらりふらりと文字が降りてきました。
空、鳥、道、歩。
空のようにこころを広げて、
鳥のように高く自由に、
いまここ、この道を、
一歩一歩、大事に歩く。
それを「そらとりとっぽ」と読んで、
「小さな小屋」という意味の「庵」をくっつけて、
開業当初の屋号を「空鳥道歩庵」(そらとりとっぽあん)としました。
そこからいろいろありまして、
今は、
「そらとり」に落ち着いています。
今後とも、そらとりをよろしくお願いいたします。
一宮 頭痛整体 そらとり