そらとり

メキシコ南部へ向かう深夜バスで・・
2020/05/31 お知らせ
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大学の卒業論文のテーマは「マヤの伝統医療」でした。

フィールドワークのために

メキシコ南部にあるチアパス州へバス旅行をしていた時、

深夜2時ごろ高速道路を走っていたはずのバスが急ブレーキをかけました。

 

「なんやろ、また事故?」って思ってカーテン越しから外をのぞくと、

高速道路からそれて山の方へ入っていく。。

 

「通行止めやったんかなあ、しゃーないなあ」って思ってたら、

今度はゆっくりと停車しました。

 

そっとカーテンを開けて外をのぞくと、

目出し帽にライフル男たち10人くらいにぐるりとバスを囲まれてる状態。。。。

 

「あらら、これがうわさの・・??」

そう、バス強盗。

 

すると間もなくライフルを手にした男がバスに乗り込んできます。

悲鳴や叫び声が聞こえます。

 

「うりゃー、金出せ!」

「キャー」

「この子の命だけは・・」

 

こんな感じでした。

 

ライフル男は金目のものを巻き上げながらバスの後ろの方へ。

真ん中よりちょっと後ろの左側にいた僕のところにも当然やってきました。

 

日本人てバレないようにポンチョのフードをかぶったまま、

ポケットの財布を取り出し、そのまま差し出しました。

 

ライフル男は中身を調べることもなくそのまま後方へ。

しばらくして、外から

「もうええか?終わったか?そろそろ行くぞ!?」

という仲間の声で、

大きな袋を肩で担いでサンタクロースのようになったライフル男が

バスから出ていきました。

 

静まり返るバスの中・・

運転手も乗客に何も声をかけることなく、

のそりのそりと山道を発車。

 

おそるおそる外をのぞくと、

目出し帽男たちはもういませんでした。

 

高速道路に戻り、

いつの間にか眠りに落ちましたが、

朝、約1時間遅れで無事?目的地に着きました。

 

差し出した財布の中身は500円です。

バス強盗用に用意していた財布だったんです。

 

もちろん当時は旅行者だったので、

パスポートもクレジットカードも現金も持っています。

でも、備えていたので助かりました。

 

最悪のケースを想定して、一応準備しておくんですね。

で、あとは楽しむ。

(あ、最悪を想定したからそれを引き寄せてしまったのか!笑)

 

 

第2波、第3波が来るとも言われているコロナですが、

どう備えましょうという話をしたかったんです。

 

そんなもん存在しない!

って決めて生活しているとコロナとは無縁に暮らせるのかもしれません。

が、今日はもう少し一般的なお話。

 

感染して死んじゃうのが最悪なケース、ですか?

感染して重篤状態になるのも避けたいですよね。

感染して軽い状態で入院。

感染しても自宅で隔離してなんとかやり過ごす状態。

感染しても発症しない状態。

感染しない状態。

 

感染以外にも経済や社会なども合わせてみないとだめですけど、

感染にフォーカスするとして、

その備えとしてできることって、

僕には「免疫を上げる」ことしか見えてこないんですけどいかがですか?

 

免疫を上げるための情報はたくさんあるので、

それを実行すればいいと思います。

 

そう、実際の行動に移すんです。

自分で納得できるまでやる。

 

免疫を上げることって、

別にコロナだけのためってわけじゃないですよね。

こころもからも健康になって人生が豊かになっていきますよね。

 

だから楽しんでどんどん取り組めばいいと思います。

で、「これだけやった」っていう自信そのものがまた免疫を上げてくれます。

 

楽しんでっていうのが大事だと思います。

感染したくないから、とか

不安だから、とかがスタート地点だとちょっと違うと思うんです。

 

モチベーションの元になるところですよね。

「意識」が変わるといろんな状況が変わると思います。

 

不安やおそれでなにも行動しないのが一番避けたいところです。

 

緊急事態宣言が解除されましたが、

ぬるま湯につかったカエル状態もよろしくありません。

(今、この状態の人が一番多いかも。いつかゆでガエルになってしまいます)

 

コロナの先を見据えて、意識を引き上げて参りましょう。

 

 

長文、お付き合い、ありがとうございます。

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