そらとり

その症状、更年期障害?それとも不安障害??~神経伝達物質から読み解く~
2022/10/23 ブログ
LINEで送る
Pocket

 

グルタミン酸やドーパミン、オキシトシンやセロトニン、、、

これらは神経伝達物質の一部で、正しいときに正しい量が分泌されていると私たちの健康は維持されている、

ということになります。

 

各神経伝達物質には複数の機能があり、例えば性ホルモンのテストステロンは男女ともに細胞の酸素化に重要な役割を果たします。

テストステロン値が低くなると、頻繁な無気力感に加えて、酸素が供給されず十分なエネルギーが得られません。息ができない状態を想像するとわかりますが、酸素が得られないと生理的に恐怖と警戒信号が送られます。

細胞のミクロのレベルで酸素不足に陥っているため、背景では生理的な警戒システムが常に鳴り続けています。

いくらいいセラピーを受けてもなかなか警戒システムが解けないのは、このように細胞レベルで窒息している可能性もあり、その場合、医療機関で検査をして客観的に数値で把握するとより早く快方に向かえる方法を探せます。

 

そこで更年期障害に関わってくるのが、エストラジオール、エストロゲン、プロゲステロンといういわゆる女性ホルモンです。

それらが衰え、減少してくるので心身ともに不調をきたしてくるのです。

衰えてくると、私たちの身体は生理的に同じような働きをする似た物質を探し使い始めます。

 

神経科学的には、ノルエピネフリンは女性ホルモンの代替物質と言えます。

こうしてノルエピネフリンの分泌が増えるのですが、ノルエピネフリンは「不安」、エピネフリンは「恐怖」に関連します。

ですので、更年期の女性は、一般的な副作用で「不安」、もしくは不安からくる「イライラ」を経験するのです。

 

さらに、このホルモンバランスの崩れを「不安障害」とみなされる場合もあります。

 

深刻な「不安」にお悩みの方は、それが更年期障害の副作用なのか、もしくはメンタルのバランスを崩しているのか、一度検査をして調べてもらうといいと思います。

 

検査を受けずにサプリなどを摂取するのはお勧めできません。

その症状がどの神経伝達物質の欠如によって引き起こされているのか、検査を受けないとわからないからです。

 

間違ったものを摂ることで症状が余計に難しくなるということも大いにあり得ます。

 

そらとりは、医療機関ではないので検査はできませんが、

施術にてお役に立てることはあると思います。

ご連絡をお待ちしています。

 

 

友だち追加

090-3850-7767(江口)

 

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です