そらとり

オスグッドにストレッチをおススメしない理由
2020/09/29 お悩みごと別
LINEで送る
Pocket

愛知県一宮市のクラニオ 整体 そらとりです

 

オスグッドとは、

成長期のスポーツ少年に多く見られる膝の痛みです。

 

骨の成長と、筋肉のオーバーユースでバランスが崩れ、

膝のお皿の下の部分が炎症を起こして痛みが出ます。

 

軽いものであれば練習量を減らしたりなどして対応できるのですが、

腱に引っ張られて骨が剥離してしまうくらいひどい状態になると、

一定期間、練習を休まなくてはならなくなります。

 

 

好きなスポーツができないなんて、ショックですよね。

 

我が家にもサッカー少年が3人(小5、中2、中3)もいる関係で、

お友達がオスグッドになってしまったってことをよく耳にするようになりました。

 

特にサッカー、バスケ、バレーボール、陸上競技など、

大腿四頭筋という太ももの表側の筋肉をよく使うスポーツに多く見られるようです。

 

ネットで検索すると、

ウィキペディアをはじめとして、

整形外科や接骨院さんなどがたくさん記事をアップしてくれています。

 

オスグッドの予防法・対策法として、アイシングとストレッチとありますが、

先に述べたように骨が剥離した状態までひどくなった状態でストレッチすると、

余計にひどくなるんじゃないかなと個人的に思います。

オスグッドによいとされるストレッチ???

 

大腿四頭筋が過収縮しているのを弛める目的でストレッチということだと思うのですが、

ストレッチする以外にも筋肉を緩める方法があります。

 

ただ、まだあまり知られていなく、

一般の方はもちろん、お医者さんや接骨院の先生でさえも、

「ストレッチしましょう!」というのが現状です。

 

クラニオセイクラルセラピーオステオパシーがそのあたりのところを得意としますので、

気になる方は一度お近くで探されてみるといいと思います。

 

 

練習後、十分温まった状態で軽くストレッチするにはいいと思います。

練習前の、まだ温まっていない状態での無理なストレッチは避けた方がいいと思います。

これはオスグッドでなくても同じです。

また、静的ストレッチよりは動的ストレッチの方がいいと思います。

 

静的ストレッチというのは、

同じポジションでじわ~っと数秒間かけて伸ばすやり方で、

動的ストレッチというのは、

動きながらのストレッチなのですが、

馴染みのない方はYoutubeなどでたくさん観れますので参考にされてください。

2分の動画があったのでご覧ください。

 

要は、伸ばしっぱなしにするのではなく、

動かして筋肉に伸び縮みしてもらって、血流を促し、

筋肉を柔らかい状態にする、ということです。

 

 

そらとりでは、

オールハンドの手技+自分でできるケアの方法をお伝えいたします。

 

施術内容は、器具を用いないため、「見える化」「数値化」ができないのが難点ですが、

神経系にアプローチすることで患部に触れることなく、

筋をトーンダウンさせて症状を和らげます。

 

剥離を起こしている場合は、

すぐに痛みを取り除くことは難しいと思いますが、

回復を早めることはできます。

 

また、重症化しないための予防策としてもご利用いただければと思います。

 

そのためにも、保護者の方がお子さんの調子を気にしていただいて、

「どう調子は?」「痛いとこないか?」などとコミュニケーションを取っていただき、

ケガの早期発見に努めていただきたいと思います。

 

たまにあるのは、

痛いって言ってたのはサボりたいからだと思っていた、

とおっしゃる保護者がいらっしゃることです。

 

オスグッドの場合は、見た目も腫れが確認しやすいですし、

触れると明らかに熱感を感じることが多いです。

 

僕自身は、中学高校と陸上部でした。

オスグッドにはなりませんでしたが、

シンスプリントという疲労骨折や肉離れなど、

たくさんのケガをしてきて悔しい思いをしてきました。

 

なので、息子たちの試合の応援に行ったとき、

選手たちが痛みをかばってプレーしているのを目にすると、

こちらも心臓をつかまれるくらい悔しくなっちゃうんです。

 

できるだけ、その子らしいパフォーマンスを発揮できるよう、

こころして施術させていただきます。

 

なお、そらとりでご予約の際は、

小中学生のオスグッドの場合、クラニオセイクラルセラピーのショートコースでいいと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です