さて、今度はスギナが一面に広がる畑。。
スギナって、畑にとってはあまりイメージよくないですよね。
地下茎でつながっていて、1m以上掘らないと取れない。。
で、ちょっとでも破片が残ったらそこからまた生えてくる。。
めっちゃ強い。やっかいです。。
でもスギナって、実は栄養価が高くて、
お茶にして飲んだり、天ぷらにして食べたりできるんです。
(ぼくはまだ試したことないけど)
さらに、他の草と同様、スギナが伝えてくれることもあって、
それは、土がだいぶ酸性に傾いているってこと。
スギナの役割としては酸性の土壌を中和して、
リンとカリウムを与えてくれるらしいです。
そして、整ってきたら次の草へバトンタッチ!
すばらしい自然の営みですね。
こういう、草との共生をベースにした考え方が好きです。
豆やさつまいも、ジャガイモなどが、無理なく育ちやすいらしいです。
自分が育てたいものをやるのではなく、
土壌を観て、草を観て、
何が合ってるのか見極めてから決める。
こういう視点も好きです。
カチカチでやせた土地にはヒエやアワ。
次に、ちょっと肥えてきたら豆やイモ類。。
野菜たちの根に土を耕してもらって、
収穫の終わった野菜たちを土に戻す。
周りに生えた草も、
抜かずに刈って、表土を覆うように敷いておく。
するとバクテリア、微生物が増え、
さらにそれを食べるダンゴムシなど小さな虫たちが集まってくる。
その排泄物でさらに土が肥えてくる。。
何年もかかるプロセスだけど、ぼくは絶対こっちがいい。
スギナの地下茎なんて、
そこら中にあると思う。
スギナだけでなく、
あらゆる種類の草の種が地面の下に潜んでいるんだと思う。
で、どの草が地表に出てくるのか、
それは草たちと土とが相談し合って、
決めているんじゃないのかなあ。
だからほんとは、
スギナも抜かなくてもいいのかもしれない。
でも、さっすがに地下茎ぐっちゃぐちゃだったので、
このままじゃ根菜類の脚が何本も生えてきちゃうので、
ざっくりと根っこを取ってみました。
今日の収穫、スギナ!
手前はおじーちゃんのいちごね。
僕は奥のとこね。
スギナを取って、畝を立ててみたよ。
とてもじゃないけど、
完璧にはできません。
キリがない。
ざっとやって、あとは自然に任せます。
ほんとは不耕起でやりたかったけど、
ま、最初で最後の耕し作業。
そ、たぶん、最初が一番大変。
でも身体ができてきた。
腹筋も、細かく割れてきたよ。
結局、今、3か所の畑で遊ばせてもらってます。
それぞれで、土が違う。
全く、違う。
今、土や草についての学びが深まっています。
この1年、楽しみです。
家庭菜園、始めたい人いますか?
今からなら、さつまいも、間に合いますよ!!
農協さんとか、貸農園やってますし、
いろいろ空いてるとこ探せます。
仲間がいたら楽しいやろなあ。