そらとり

スギナの処理?
2020/05/13 植物
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さて、今度はスギナが一面に広がる畑。。

スギナって、畑にとってはあまりイメージよくないですよね。

地下茎でつながっていて、1m以上掘らないと取れない。。

 

で、ちょっとでも破片が残ったらそこからまた生えてくる。。

めっちゃ強い。やっかいです。。

 

でもスギナって、実は栄養価が高くて、

お茶にして飲んだり、天ぷらにして食べたりできるんです。

(ぼくはまだ試したことないけど)

 

さらに、他の草と同様、スギナが伝えてくれることもあって、

それは、土がだいぶ酸性に傾いているってこと。

 

スギナの役割としては酸性の土壌を中和して、

リンとカリウムを与えてくれるらしいです。

 

そして、整ってきたら次の草へバトンタッチ!

すばらしい自然の営みですね。

 

こういう、草との共生をベースにした考え方が好きです。

 

豆やさつまいも、ジャガイモなどが、無理なく育ちやすいらしいです。

 

自分が育てたいものをやるのではなく、

土壌を観て、草を観て、

何が合ってるのか見極めてから決める。

 

こういう視点も好きです。

 

カチカチでやせた土地にはヒエやアワ。

次に、ちょっと肥えてきたら豆やイモ類。。

 

野菜たちの根に土を耕してもらって、

収穫の終わった野菜たちを土に戻す。

 

周りに生えた草も、

抜かずに刈って、表土を覆うように敷いておく。

 

するとバクテリア、微生物が増え、

さらにそれを食べるダンゴムシなど小さな虫たちが集まってくる。

その排泄物でさらに土が肥えてくる。。

 

何年もかかるプロセスだけど、ぼくは絶対こっちがいい。

 

スギナの地下茎なんて、

そこら中にあると思う。

 

スギナだけでなく、

あらゆる種類の草の種が地面の下に潜んでいるんだと思う。

 

で、どの草が地表に出てくるのか、

それは草たちと土とが相談し合って、

決めているんじゃないのかなあ。

 

だからほんとは、

スギナも抜かなくてもいいのかもしれない。

 

でも、さっすがに地下茎ぐっちゃぐちゃだったので、

このままじゃ根菜類の脚が何本も生えてきちゃうので、

ざっくりと根っこを取ってみました。

 

今日の収穫、スギナ!

 

手前はおじーちゃんのいちごね。

僕は奥のとこね。

スギナを取って、畝を立ててみたよ。

 

とてもじゃないけど、

完璧にはできません。

キリがない。

 

ざっとやって、あとは自然に任せます。

 

ほんとは不耕起でやりたかったけど、

ま、最初で最後の耕し作業。

 

そ、たぶん、最初が一番大変。

でも身体ができてきた。

腹筋も、細かく割れてきたよ。

 

結局、今、3か所の畑で遊ばせてもらってます。

それぞれで、土が違う。

全く、違う。

 

今、土や草についての学びが深まっています。

この1年、楽しみです。

 

 

家庭菜園、始めたい人いますか?

今からなら、さつまいも、間に合いますよ!!

農協さんとか、貸農園やってますし、

いろいろ空いてるとこ探せます。

仲間がいたら楽しいやろなあ。

 

 

 

 

 

 

 

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