そらとり

線維筋痛症とグリア細胞
2020/03/01 お悩みごと別
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愛知県一宮市のクラニオ そらとりです。

 

全身に繰り返し痛みが起きる病気として線維筋痛症があります。

アメリカの歌手、レディ・ガガさんもこの線維筋痛症を理由に活動を休止されていましたね。

 

線維筋痛症は一般的な検査をしても特別な異常がないのに、

全身の強い痛みやこわばり、睡眠障害、鬱状態などのさまざまな症状が生じる病気です。

 

通常では痛みを感じない程度の弱い刺激でも痛みを感じ、その部位を検査しても異常が見られません。

これは、脳の機能障害が痛みの原因と考えられています。

 

日本でも潜在的に200万人の患者がいるとみられていて、特に30~60代の女性に多いようです。

 

線維筋痛症の原因はまだはっきりとは解明されていませんが、

最近の研究では脳のグリア細胞に異常があることがわかってきました。

 

グリア細胞は、一般的には馴染みがありませんが、神経細胞、血管とともに脳を構成する3大要素の1つです。

 

大切な脳の神経伝達を守り、神経細胞の働きを助ける細胞です。

グリア細胞は、ケガや脳卒中などで損傷した神経細胞の回復を調整する役割や

認知症などの発症や進行につながる神経炎症に深くかかわっていることが明らかになってきています。

 

 

クラニオで脳脊髄液の流れをよくしておくことも大事ですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理化学研究所の研究チームはグリア細胞の機能低下と神経炎症や疾患との関係を検証したところ、

グリア細胞にHGF(肝細胞増殖因子)が神経炎症を抑え、神経細胞を保護すると報告しています。

 

HGFは体内で作られますが、年齢とともに低下していきます。

体内でのHGF量を高く保つことが大切です。そのためには天然素材に含まれるHGF誘導因子を活用することです。

HGF誘導因子とは、体内でHGF産生を活性化させる物質のことです。

 

 

ひつぢや薬朋堂の資料参照

 

 

 

日本生物物理学会のグリア細胞の記事

 

 

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