そらとり

球技と頭痛の関係~クラニオ目線~
2020/11/21 お知らせ
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テニス教室の後、頭痛がするという方に来ていただいています。

 

夏の暑い時期のお話だったので、

熱中症や脱水症状の類かなと思っていましたが、

10月になってもまだ症状が続くとおっしゃいます。

 

練習や試合を終えて帰宅されますが、

辛すぎて横になられるんだそうです。。

 

もちろん、水分、塩分、ミネラル、気を付けて摂っていらっしゃいます。

 

なんだろ。。。

再度、テニス中の様子を確認して、

そしてご自宅にいらっしゃるときの過ごし方をお聞きしました。

 

すると、1つ、気になるワードが。。

 

それは、、

「タブレット」

です。

 

スマホやタブレットでついついネットニュースを見続けちゃうってことないですか?

 

その間、目の焦点距離はずっと同じですよね。

せいぜい30㎝前後でしょうか。

 

一方、テニスのプレイ中は、前後左右に動く球を追いかけて瞬時に身体とラケットを合わせていかなくていけません。

 

テニスコートの広さは、縦が23mほどです。

その距離を、一流選手ともなれば時速200㎞もの速さの球を打ってくるわけです。

 

さすがにそんなに速くはないにしても、

手元30㎝の距離にずっと焦点を合わせているのとは、全く違う筋肉を使うわけです。

 

 

そのギャップによる疲労かな、と思ったわけです。

 

 

それを念頭に施術に入ると、

より明確に疲労箇所が手のひらに響いてくる感触がありました。

 

クラニオの面白いところの1つに、

「触診」即「治療」というところです。

 

感じた瞬間、治癒のプロセスが始まっているのです。

 

施術者の意図や技術が入り込む余地はありません。

 

 

重たい頭や目の奥の痛みは、施術ですぐにスッキリされますが、

テニスをより楽しんでいただくためにも、

タブレットをあまり根を詰めて見過ぎないように、

そして、見終わった後は目や首の筋肉をストレッチするようアドバイスさせていただきました。

 

 

ちなみに、

ボールが遠くから近くに飛んでくるとき、

目の水晶体の周囲にある毛様体筋が収縮してピントを合わせるんですが、

必ずしも左右同じスピードで合わせられるとは限りません。

左右でタイムラグがある場合もあるんです。

 

 

ビジョントレーニングなど、有効ですね。

 

 

 

 

 

 

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