そらとり

Q&A 人に触ると自分がどっと疲れるのでセラピストを続けるのがつらいんです
2020/12/06 なんでもQ&A
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いわゆる「もらう」ということはよく聞きますね。

僕にも経験があります。

 

昔、リラクゼーションサロンで1人10時間ほどやっていた時は逆に大丈夫だったんですが、

少しずつ施術法が繊細なものになるにつれて、

ちょっとしんどそうな方を施術させてもらうと、

気持ち悪くなったり、よく吐いたりもしていました。

 

エネルギーとかスピリチュアルとか、浄化とか、

そんなものがマイブームだった時期だったので、

「おれ、すげ~!この人の毒を吸い取ってる!!??」ってちょっと天狗になってたんですね、

で、そのことをある年配の治療家さんに自慢げに話したことがあるんです。

「最近、施術の後に吐いちゃうんです。(すごいでしょ?)」みたいに。。(笑)

 

すると、

「あんた、それ自分がやってるって思ってるでしょ。あなたはただの導管、パイプでしょ。あなたのエゴを消しなさい!」ってピシャって言われたんです。

天狗の鼻もポキリ、ですよ。

 

でも目が覚めました。

それ以来、吐くことはほぼなくなりました。

(たまに油断すると今でもありますが。。(笑))

 

エゴをなくすと自分の中にとどまらないんですね。

すっと、上に抜けるというか。。

循環がいい感じです。

 

あと、大切だなあと思うのは、自分軸。

軸が揺らぐとスキができます。

 

もう1つ、セラピストとして大事なのがboundary、すなわち境界。

痛みや苦しみに共感はするけど、自分の中には取り込まない境界線です。

この境界がないとセラピスト自身がどんどんつらくなってきます。

 

 

すごくいい手と感受性をお持ちなのに、「もらう」のが怖くてセラピストの道を躊躇されてる方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

 

・エゴを捨ててパイプになりきる。

・自分軸を持つ。

・境界を意識する。

 

この3つで、ずいぶん楽になると思います。

 

手技やテクニックの土台にあたる部分ですね。

これからスクールに通うことを検討されている方は、

こんなことも教えてくれるスクールに巡り合えたらいいですね。

 

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