そらとり

発達性トラウマ」の検索結果

ソマティック・エクスペリエンシング

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師走ですね。。

ご予約と研修の予定が立て込んでいるせいで、

ブログの方もすっかりご無沙汰になってしまいました。

寒くなってきましたがお元気ですか?

 

そらとりの日ごろの「動き」は、インスタやFacebookで随時ご覧いただけますので気になる方は是非フォローしてくださいね。

Kentaro Eguchi Nakahara(@soratori369) • Instagram写真と動画

(1) Kentaro Eguchi Nakahara | Facebook

 

 

実は今日も3日連続のZoom研修の中日です。

アメリカのNASAにも採用されているというソマティック・エクスペリエンシングという画期的なトラウマ療法を学んでいます。

今日はデモセッションのクライアント役に選んでいただいたこともあり、

いつもよりちょっと疲れを感じています。

 

研修はZoomでアメリカとつないで行われていて、

日本側でアシスタントや通訳の方も含めて80人ほどの方が参加されています。

 

デモセッションに出るということは、

その方がたの前にこの顔をさらすということで、、

こっぱずかしいことではありますが、

これも学びのため、

クライアント様のため、

そして自分の癒しのためでもあるし家族のためでもあると思って参加させてもらいました。

 

扱ってもらったテーマは、

数年前に町内の運動会の親子リレーで転んだこと。。

 

これを、ストーリーを根掘り葉掘り聞いていくのではなくて、

身体の感覚に問いかけていく、という手法でとき解いていくんです。

 

「認知」「物語」のところではなく、「感覚」にこそトラウマは潜んでいるから、という視点です。

 

セラピストの優しいガイドに沿って「感覚」と追いかけていくと、

海辺の岩だったり、

広大な砂漠だったり、

イメージの世界を旅しながら、

身体に残っていたトラウマのしこり(恥ずかしさや悔しさ)のようなものもどんどん解放されていくのが感じられます。

身体も自然に内側から動き出し、前後左右に揺れたり、足を床に押し付けたりして、

滞っていた「未完了」のエネルギーを放出していきます。

 

で、セラピスト役の方というのが、

花丘ちぐささんという、今の日本のトラウマ・ポリヴェーガル理論界をけん引する方のおひとり。。

すごいよね。。(笑)

ありがたい。。

 

本もたくさん出版されています。

 

で、3つ目の「レジリエンスを育む」という本もおススメですが、

その著者のキャシー・ケインさんの日本初のセミナーにも来年参加させていただくことになりました。

 

これは「発達性トラウマ」という幼少期のつらい体験をいかに癒していくか、というのがメインのテーマになっています。

 

今までは普通以上に頑張ってやってこれたのに、

ある日をきっかけにガクンと調子を落としてしまってなかなかそこから抜け出せない人など。。

この「幼い頃のつらい体験」によって神経系が脆弱なまま、

今までなんとか頑張ってこられたのかもしれません。

 

それをいかに回復させていくか、、その方法をしっかりと学んできます。

しばらく研修が続きますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

「運動会で転んだこと」の傷はだいぶ癒えましたが、

そこを深めていくと、

「中学・高校のときに肉離れを繰り返したこと」につながってきそうですし、

さらに深堀していくと、、

「1歳半の頃に下り坂で顔から転んだこと」にたどり着くかもしれません。。

 

そこが発端で、

走りたい、と同時にブレーキを踏んでいる状態を生み出していて、

脚のケガにつながってるのかな、、とか。。

 

で、そういう身体の問題が、、

「人前に出るのが苦手」とか、

「リーダーシップが苦手」など、、

心の問題につながっているかもしれません。

 

どうですか?

面白くないですか??

僕は、トラウマ探しは宝探しだと思っています。

 

 

 

トラウマに関するメニュはこちら。。

トラウマ脳リセットタッチ | そらとり (peraichi.com)

 

そらとり移転準備中です。

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これまで自宅サロンをご利用いただきましてありがとうございました。

2010年にメキシコから帰ってきた当初は子どもたちがまだ小さくて、

妻が外で働いている関係であまり家にいることがなく、

子どもたちに「いってらっしゃい」「おかえり」と言ってやりたくて始めた自宅サロンです。

 

もう子どもたちも大きくなってきましたし、

僕自身ももっと仕事に集中できる場所をとずっと探してまいりました。

 

何より、クライアントさまにももっと落ち着いて施術を受けていただきたい。

トイレも使いづらいだろうし、家族の気配がするのも気になっていました。

そんな環境でも、ずっと通い続けてくださった皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

私の勉強も、クラニオを含めて発達性トラウマなどさらに新しい世界を模索する中で本の量も増え、

どんどん6畳の部屋を圧迫するようになってきました。。(笑)

 

整理整頓も追い付かず、ほんと申し訳ないです。

 

そんな中、ようやく場所が決まりました。

 

住所は一宮市浅野字大西28-1 espresso一宮1C

駐車場は、入って一番手前の「L」です。

(ゴミ置き場の隣でゴメンナサイ)

 

新しい物件で、GoogleMapにもまだ出てきません。

 

星のあたりです。

エディオンと家具のすえひろの間くらいです。

 

道順を3パターンお伝えします。

・バイパス沿い名古屋方面から来られる方

・バイパス沿い岐阜方面から来られる方(一宮駅方面)

・稲沢駅方面から来られる方

 

・バイパス沿い名古屋方面から来られる方

名岐バイパスの下浅野の交差点を過ぎて4本目、LEXUSを左折します。

LEXUSを左。

住宅と工場の間を進みます。

まだまだ田畑が広がります。

黒いマンションです。1階のC号室。

(バイパスから300mほど)

 

・バイパス沿い岐阜方面から来られる方

名岐バイパス、EDIONのある交差点、浅野を右折します。

味噌煮込みうどん「山本屋」のある交差点、緑5丁目を左折します。(南へ)

一宮駅方面からの方もここから。

 

見晴らしのいい気持ちい道路を南へ。

馬見塚の交差点を超えて、

2本目を左折します。右手に「AQUA」という看板が見えたらそろそろかな。

この電柱に「そらとり」って看板を張る予定です。

左折すると正面にバイパスが見えます。

小さな川を越えて、田んぼの向こうの黒いマンションがespressoです。

 

 

・稲沢駅方面から来られる方

旧国道(190号)を北へ、牛野通の交差点を右折します。(東へ)

 

温水プールの手前、せんい1丁目の交差点を左折します。(北へ)

この辺は、緑が多くて気持ちがいい。

カフェkononもおススメです。

信号(角に中華料理)を超えて1本目を右折します。

(まっすぐ行くと山本屋へ。)

 

 

部屋は1C、駐車場は一番手前の「L」です。

 

周辺は、6本の道が交差したり、一時停止があったりしますので、

運転にはくれぐれもご注意ください。

 

 

バスや出張施術に関しては、また別の機会にご案内いたします。

 

 

今後ともそらとりをよろしくお願いいたします。

 

 

江口剣太郎

TRINITYウエブ連載コラム①~⑤

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癒しフェアで有名なTRINITYウエブさんでの連載コラムを書き終えました。

 

連載コラム第1弾

なぜなりたい自分になれないのか? ~脳のしくみから読み解く~

 

連載コラム第2弾

発達性トラウマって知ってる?~毒親の呪い~「なりたい自分になれない」原因を幼少期からみると~

 

連載コラム第3弾

「性格だから」と諦めていませんか? ~ 自律神経の発達と性格形成~

 

連載コラム第4弾

発達性トラウマになる要因 ~毒親を理解して負の連鎖を断つ!~

 

連載コラム第5弾

毒親の呪いを解いて「なりたい自分を叶える」 ~こころの扉、身体を通して優しく開いてみませんか?~

トラウマ脳リセットタッチ

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脳内ストレスdetoxタッチを、トラウマ脳リセットタッチへと名称を変更して、

内容も若干充実させました。

 

というのも、年末から2021年2月にかけてモニターさんにご協力をいただいていたのですが、

多くの方に、ある「共通項」があるのに気づいたからです。

 

 

共通項というのは、幼い頃に傷ついた心です。

インナーチャイルドといえば聞いたことある方も多いかと思います。

心理の世界では「発達性トラウマ」と呼びます。

 

「痛み」や「疲れ」などは1、2回の施術で取れることが多いのですが、

脳や神経系に刻み込まれた傷はそう簡単に癒えません。

逆に、玉ねぎの皮を1枚1枚剥がすように丁寧に優しく進めていくのが安全で確実だと言われています。

 

トラウマ脳リセットタッチ

今、HPに新しいページを作成中です。

もう少しお待ちください。

毒親の呪いも解除する【脳内ストレスdetoxタッチ】

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毒親の呪いも解除する 【脳内ストレスdetoxタッチ】

 

こんなことでお悩みのあなたへ

・生きづらさを感じている方

・漠然とした不安を感じている方

・自己肯定感が低い方

・なかなか一歩前に踏み出せない方

・自分に自信がない方

・TVの暗いニュースに気持ちがふさいでしまう方

・イライラやもやもやがおさまらない方

・いつも神経がピリピリしている方

・焦燥感、悲しみ、つらさで胸がいっぱいの方

・自分の思いを伝えるのが苦手の方

 

 

 

こんなことが原因かもしれません

・虐待や幼少期に受けた不適切養育(maltreatment)

・胎児の頃に母親が感じたストレス

・鉗子や吸引、帝王切開など出生時のトラブル

・ご自身のストレス

・交通事故

・手術や麻酔

 

 

医学の世界でも不安障害の原因はまだはっきりと解明されていませんが、近年の研究で脳の機能異常によるものとする説が有力になってきています。ひとが恐怖や不安を感じると、大脳辺縁系が反応します。そのストレスが強かったり長期間に及ぶ場合、脳の機能に異常をきたし、不安に過剰に反応したり自律神経にまで影響を及ぼすこともあります。

 

また、出生時のトラブル(鉗子や吸引、帝王切開)や幼少期の虐待、「不適切養育」によっても神経系の発育が阻害され、大人になってから心身に異常をきたすともいわれています。

 

「不適切養育」とは、簡単に言うと、あまり好ましくない子供の育て方のことです。不適切養育を受けると、心身に様々な影響が出ます。こうした、成長過程で生じるトラウマを発達性トラウマと呼びます。

 

 

【脳内ストレスdetoxタッチ プログラム】は、

・ストレスやトラウマによる脳・神経系の機能異常を優しくリセットする新しいタッチセラピー、

・トラウマの記憶をクリーニングするボディ・コネクト・セラピー、

・腸活力セラピー(以下、3,6カ月コースのみ)

・オンラインサービス

・メールサポート

・セルフケア指導

・動画視聴

 

など、様々なサポートがついた寄り添い型のサービスです。

 

 

紹介動画

 

 

 

ストレスやトラウマで興奮した脳を癒し、自律神経のバランスを取り戻して、新しい人生を歩みだしませんか?

 

 

脳内ストレスdetoxタッチ プログラム

 

概要説明

・1か月集中コースは、基本的に週に1度、計4回のご来店をお願いします。

・3カ月・6カ月コースは、ご来店は2週間に1度のペースで、それぞれ6回、12回のご来店になります。

・脳内ストレスdetoxタッチ ベッドに仰向けになっていただき主に頭に触れさせていただきます。ストレスやトラウマによる脳の機能異常を優しくリセットする新しいタッチセラピーです。

・ボディコネクトセラピー 対面で行うセッションで、眼球運動やタッピングなどを通して、脳の興奮を抑えます。(脳内ストレスdetoxタッチとセットで、同日に行います。)

・腸活力セラピー 免疫の70%、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの95%が作られる腸を元気にします。ベッドに横になっていただき、優しく腸をほぐします。(3カ月・6カ月コースにつきますが、相談の上脳内ストレスdetoxタッチに変更も可能です。)

・オンライン個人サポート 3カ月・6カ月コースで、ご来店されない週に、オンラインで個人セッションを行います。通常、ボディコネクトセラピーを行います。

・セルフケア指導 少しずつ元気になられた方に、身体の緩め方、姿勢の安定の仕方などをわかりやすくお伝えします。

・メールサポート プログラム進行中に沸き起こる不安など、メールでお寄せください。

・動画視聴 自分でできるストレスや不安の軽減法をお伝えする動画をご視聴いただけます。

・畑活参加権 土や自然と触れ合うとおのずと心がスッキリします。自然農の畑で軽い作業などお手伝いしていただけます。(希望者のみ)

・ウォーキング同伴 自然の音や香り、歩くリズムの振動は、自律神経にいい影響を及ぼします。日光を浴びることでセロトニンも出やすくなります。(希望者のみ)

・社会復帰ミニコーチ ボランティアやお仕事など、どんなものに興味があって何に向いているのか、いくつかの診断ツールを用いてサポートさせていただきます。

 

 

プロフィール

はじめまして。

クラニオ・バイオのセラピスト、江口剣太郎です。

3人の男のこの父、愛知県一宮市で自然農をやりながら心と身体のケアのお手伝いをさせていただいています。

サロンについて

 

 

 

こんな未来を手に入れませんか?

・友達と旅行に行って楽しんでる!

・不安から解放されて生き生きと輝いてる!

・一歩踏み出す勇気を手に入れた!

・自分を表現できるようになれた!

・自信を持てるようになった!

・安心して、落ち着けるようになれた!

・自分の殻を破ることができた!

 

 

選ばれる理由

・安心感のあるタッチ

・親しみやすい人柄

・充実した寄り添い型のサポートプラン!

・クライアントととことん向き合う姿勢!

・心の問題を身体から解きほぐす新しいアプローチ!

・イギリスなどで学んだ最新の手法!

 

 

 

お申込みの流れ

・無料相談(お電話 or LINE)

・お試し(リアル/オンラインで、ボディ・コネクト・セラピーをお試しいただけます)

5000円→3000円

・お申込み

・カウンセリング

・単発セッション、もしくはプログラムスタート

 

 

クライアントさまのご感想です。

・頭の締め付けがなくなった。

・安定剤を手放せた。

・こころが落ち着いてきた感じがする。

・顔が優しくなったと職場の人に言われた。

・横になっているだけなのに、

身体からそして思考から解放されて、

まるで雲の上に浮かんでいるようでした。

呼吸も深くなっていて、なにか深いところが休めたように感じます。

 

 

料金

・単発セッション 13000円

・1カ月コース(週1、4回ご来店) 39000円

・3カ月コース(隔週、6回ご来店+各種オンラインサポートプログラム) 69000円

・6カ月コース(隔週、12回ご来店+各種オンラインサポートプログラム) 139000円

 

 

これまでにどんな取り組みをされてきましたか?

過去を遡る対話式のカウンセリングでつらい思いをされたことはないですか?

安定剤などを薬がなかなか辞められず、お困りではないですか?

 

そらとりで行うセッションは、

主に脳や神経系などの身体からのアプローチになります。

つらい過去をお話しいただく必要はありません。

また、お薬に頼りすぎるのではなく、

人間が持つ本来の調整力を生かす施術になっていますので、

自分の健康の力に自信を持てるようになります。

お薬ことでお悩みの方は、減薬に取り組まれているドクターのご紹介もさせていただきます。

 

 

店舗情報・アクセス

愛知県一宮市常願通3-12-3

(一宮市民病院の近く)

 

 

予約

090-3850-7767

友だち追加

(LINE予約・相談はこちら)

 

出張もさせていただきます。

出張料金はご相談ください。

 

 

メッセージ

まずはお気軽にご相談ください。

Q&A 毒親の解毒の方法ありますか?

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「毒親って聞いたことありますか?」っていう質問に、

そらとりのクライアントさんのかなりの割合の方が

「知ってる。」「聞いたことある。」「私の親もそう。。」と答えてくださいました。

 

僕も数年前から聞いたことはあるのですが、

自分事としてとらえ始めたのはまだ最近です。

 

毒親とは、簡単に言うと、

過干渉や暴言・暴力などで、子どもを思い通りに支配したり、

自分を優先して子どもを構わなかったりする「になる」のことを言います。

 

僕が関心を持ったのは、

不適切養育(maltreatment(マルトリートメント))や

発達性トラウマ障害というものを知ってからです。

過去のブログにも書いたのでよろしければご覧ください。

 

不適切養育と虐待の違い

自覚しにくい発達性トラウマ障害

発達性トラウマ障害とポリヴェーガル理論

 

毒親に不適切養育をされて、その結果、

知らないうちにトラウマを背負っちゃうという図式です。

 

毒親 → 不適切養育・虐待 → 発達性トラウマ障害

 

僕も被害者であり、

すでに加害者なので、、

目をそらさず、

これからどう子供たちと接するか前向きに考えようと思っています。

 

そして、すでに脳や神経系に刻み込まれたトラウマをどうリリースしてあげるか、

そこに注目した新しいサービスも始めました。

 

「脳内ストレスdetoxタッチ」です。

 

 

・生きづらさ

・つきまとう不安

・自己肯定感の低さ

・一歩前に踏み出せない

・自分に自信がない

 

これは、あなたの性格のせいではなくて、

もしかしたら毒親に毒された脳・神経系のせいなのかもしれないんです。

 

そして、その脳・神経系を正しくリセットすることにより、

子供時代にいつの間にか封印された「本当のあなた」が輝き始めます!!

 

よく「本当の自分探し」なんてありますが、

毒親に毒された脳・神経系の解除は大きなカギとなりそうです!

 

そらとりでは、

カウンセリングのような対話方式ではなく、

身体の問題として、身体から取り組むアプローチを行います。

 

厄介なのは、虐待のようにわかりやすいものではなくても、

そして親に毒親の自覚はなくても、

知らず知らずのうちに子供の心は傷ついていくことがあるということ。

 

・共感してもらえなかった

・病弱の弟ばかりに親の目が向けられていた

・親が忙しすぎた

・夫婦喧嘩が絶えなかった

・男だからとか、お兄ちゃんだからとか、役割を押し付けられた

・親の不機嫌

・親の何気ない言葉

 

こんなこと、どこの家庭でも起こりえますよね。。

 

 

でも、そういうことが繰り返されると、

子供の脳は成長を止めたり、委縮したりしてしまいます。

 

(上)面前DVによるマルトリートメントの脳への影響(下)白い部分は容積の減少が見られた視覚野の一部(写真提供=友田明美氏)

このように子ども自身に向けられた暴言や暴力でなくても、激しいいさかいを目撃することにより、体内にはストレスホルモンが分泌され、脳神経の発達が阻害されるのだ。

想像してみてほしい。子どもにとって大事な存在である両親が目の前で言い争っている。例えば、父親が母親を頻繁に怒鳴りつけ、母親が父親の悪口を常に言い続けているような環境で、子どもが健やかに育つはずがない。

夫婦喧嘩と侮るなかれ。このような状況が継続される場合、子どもを一刻も早くマルトリートメントがある状況から救い出し、安心して暮らせる環境を整える必要がある。

(友田明美 『子どもの脳を傷つける親たち』(NHK出版新書)より抜粋)

 

上の図にはありませんが、記憶と情動を司る海馬と偏桃体も委縮するとの報告もあり、

そらとりの「脳内ストレスdetoxタッチ」ではそこにも着目しています。

 

毒親の呪いを解く「脳内ストレスdetoxタッチ」一度お試しください。

 

「トラウマはわからんけど、ストレスはありそう・・」って方も大歓迎です。

(ストレスない人なんて今の時代、おらんよね?たぶん。。(笑))

 

 

毒親の呪いも解除する 【脳内ストレスdetoxタッチ】

 

 

ウィキペディアにも載っていたので抜粋してみました。

 

毒親(どくおや、toxic parents)は、毒になる親の略で、と比喩されるような悪影響(極端な話が人生の妨害[1])を子供に及ぼす、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。1989年にスーザン・フォワード(Susan Forward)が作った言葉である[2]。学術用語ではない。の場合は毒母毒ママ[3]の場合は毒父[4]等と称されている。スーザン・フォワードは「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」を指す言葉として用いた。「毒親」に関する議論は、親の「自己愛」問題が主な共通点であり、自己愛的な親英語版について語られることが多い[5]。主に母親が対象として取り上げられる[5]。毒親に育てられたと考える人が、自らを毒親育ちと称することもある。

2008年から自己愛の強い母親とそれに苦しむ子供の問題に関する書籍が増え[5]、日本では2015年時点で毒親という言葉は一種のブームになっており、ひどい親によって被害を受け苦労した体験を語ったという本・漫画等が毒親本毒親ものと呼ばれるジャンルを形成している[6]。ブームの一方、言葉が独り歩きしている、悪影響がある等の批判もある[7]

 

 

あなたが輝く人生を応援しています!!!

毒親の呪いも解除する【脳内ストレスdetoxタッチ】

 

 

この記事を書いた人

そらとり自癒力活性サロン 代表 江口剣太郎

メキシコ在住12年、イギリスでクラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクスを学び2010年に帰国。愛知県・岐阜県で活動。3兄弟の父。自然農で土いじり。

サロンについて

 

実は我が家はトラウマ家族

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ここ最近、発達性トラウマ障害について書いてきました。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、

程度の差こそあれ、

結構多くの人に当てはまるんじゃないかと思っています。

気になる方は一度ご一読くださいね。

 

それで改めて我が家を見回してみると、、

トラウマだらけやん!!??

もしかして、うちのおかんも???

ってことで、今日は我が家の裏事情を綴ってみたいと思います。

 

今は2020年12月で、この時点で長男が中3、次男が中2、3男が小5、妻・僕がアラフィフ、です。

(ちなみに妻は僕より3つ上です。どうでもいいけど。)

 

長男の時は難産でした。分娩にも時間がかかり、おまけに羊水を飲んでしまったとかでいきなり保育器っていう緊急事態。。

ほんとなら、「おぎゃ!!!!」って空気を目いっぱい吸い込んで、雄たけびを上げて生まれてきたかったろうに、いきなり窒息ですよ。。「生きるぞ!!」って生まれてきたのに、いきなり死と直面するんです。抗えないですよね。

それで、彼が選択したのは、3段階ある自律神経の中の背側迷走神経でした。「低覚醒、不動、スロー、解離、鬱」、深海魚のようにゆっくりと、最小限のエネルギーで生きていく神経モードです。

一見、中3の若者にしては「覇気がない」「やる気が見えない」「喜怒哀楽がわかりづらい」というふうに見えますが、神経モードを知るとその理由がわかります。

もうとっくに窒息死の危機からは逃れているんですが、背側迷走神経寄りで生きていくことが身体に刻み込まれてるんですね。

 

青が背側迷走神経複合体

緑が腹側迷走神経複合体

赤が交感神経

 

 

次男は、お産の時に陣痛促進剤を打たれました。

ほんとは自分で出てくるタイミングを伺っていたはずなんですが、

薬剤で無理やり出された感じですよね。

「え!?まだ嫌なんだけど!!?ちょっと待ってよ!!もう!!!」

って感じで「怒り」とか「闘争」の赤い交感神経モードに入りやすい特徴があります。

例えば、友達は遊びのつもりでじゃれあってきたとしても、

次男君はそれを「攻撃だ!」とみなして一緒に遊ぶことはせず、

そのお友達と距離を保とうとします。

彼の中には常に「戦い」があるのか、

小さい頃もよく夢の中で怒っていました。。

でも、例えばテストのときに目標を立てて挑む、

自ら課題を課すってことができます。(たぶん。。)

 

そして3男は、比較的落ち着いていて、

腹側迷走神経複合体にいることが多いような印象です。

友達も多く、だれとでも仲良くできる感じです。

あることにダメって言われても、じゃあこれだったらどう?

っていう、交渉というコミュニケーションが取れるのも腹側迷走神経の特徴です。

 

この腹側迷走神経複合体というのは、ほ乳類、特に人間に発達している神経で、

集団の中で助け合って生きていく中で発達してきました。

表情、声のトーン、肌と肌の触れ合いなどを感じ取り、安全か危険かを判断します。

 

3つの神経モードがありますが、

生きていくためにどれを選択するかということで、

どれがよくてどれがダメというものではありません。

 

ですが、赤い交感神経に偏り過ぎていても、

青い背側迷走神経に偏り過ぎていても、

日常生活を送る上で支障が出てくるので、

できたら腹側迷走神経複合体でいたいよね。。

 

それがいわゆる自律神経のバランスが取れているという状態で、

全身の機能が最適に働くということになります。

 

そして、青や赤に傾きやすい我が子を見ていて「すごいな!」と思うのが、

自分で緑の「腹側迷走神経複合体」に寄るためのチューニングをしているってこと!!

 

例えば長男は、小さいころに始めたピアノを今でも続けていて、

これは、聴覚を通して腹側迷走神経を刺激しているんだなってことがわかります。

なので、「受験生なんだからピアノはやめなさい」はアカンわけです。

 

怒りン坊の次男君は、キレやすくもあるんですが、

ぬいぐるみとかyogiboとか柔らかいものが好きなんです。

柔らかいものに触れることで安心感を得たいんですね。

今年のクリスマスプレゼントは、ミニオンの着ぐるみとyogiboの抱き枕ですからね。。

(yogiboの巨大マットはすでに持ってる・・)

「男の子なのに?」「中学生なのに?」はアカンわけです。。

 

 

親として、セラピストとして、

やれることもたくさんあるわけですが、

まずは、本能からくるそれぞれの「自己調整能力」を讃えたいと思います。

 

そして、そのプロセスを邪魔しないこと。

エゴ交じりの介入より、そっと見守る、それが1番かもしれません。

 

 

 

さて、、

厄介なのが、あと1名・・・・

さて、、、、

 

 

関連記事

発達性トラウマ障害とポリヴェーガル理論 | そらとり (cranio-kenko.com)

 

この記事を書いた人のプロフィール

サロンについて

 

「喜び脳」か「不安脳」、ニューロセプションから読み解く

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『喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る』

小さなことでもいいから、
喜びや感謝の気持ちを大切にすること。

今を喜んでいれば、
未来も喜びに溢れたものになること。

そんな風に僕は解釈していて、
なんかほっこり前向きになれるので好きです。

夜寝る前に、その日にあったよかったことを思い浮かべると、だんだん気分が明るくなって希望が湧いてくる、という検証もあります。

脳は寝ている間に情報を反復練習する働きがあります。

ついついネガティブな方に引っ張られてしまう人も、
寝る前に1つでも2つでもいいので、「よかったこと」思い出してみてください。

喜び脳に生まれ変わってきますよ。

でもなかなかそうはいっても難しい・・

ついつい不安にばかり目が行ってしまう、、って方、多いかもしれません。。

 

それは生まれつきの性格なのか何なのか。。

 

実は、幼少期に形成された神経系によるものかもしれません。

 

子供は、生まれて育つ中で、

親や周囲の人たちに抱かれたり、

優しく話しかけられたり、

笑顔で見つめられたりして、

「自分は愛されている」

「ここは安全だ」

と認識して伸び伸びと成長することができます。

 

しかし、虐待や不適切養育、または夫婦共働きや核家族化による「子供の世話人の欠如」によって、不安や孤独感、寂しさなどを感じて育つと、

自分の身に危険を及ぼす存在に常に注意を払うようになります。

 

これは、自分の身を守るためにおのずと身につけられたものなのですが、

それが度を過ぎると、

ストレスに対して人以上に反応してしまったり、

いつもびくついていたり不安やネガティブな要素にばかり目が行ったり、

自己肯定感が低く、人との交わりや恋愛もうまくいかなかったり、

日常生活にも支障を及ぼしていしまいます。

 

ニューロセプションとは

周囲の状況が安全か否か、常に感じ取り、判断している神経系の仕組みをニューロセプションと呼びます。

これは、なんとなく気配を察するなど、「思考」を通さずに知覚する神経系の働きで、無意識のうちに常に行われています。

そして、このニューロセプションの発達の仕方は、今までどのような人生を送ってきたかによって大きく変わります。

例えば、子供のころ、安心して育った人は、ニューロセプションの発達も健全で、安全と危険を適切に判断できます。

しかし、先ほどから述べているように、虐待や不適切養育があったり、親の顔色を気にしてビクビクして過ごしていると、ニューロセプションが円滑に発達せず、常に危険信号ばかりを探すようになります。

ちょっとした刺激に過敏に反応したり、悪いことばかりに目が向いたり、逆にどんな人とも無分別に関わってトラブルに巻き込まれたり。。

発達性トラウマを抱える人は、このニューロセプションが常に危険を察知するように働いていて、

交感神経の<闘争/逃走モード>や、背側迷走神経の<凍り付き/不動/鬱モード>に入りやすい傾向があります。

 

では、そうやって幼少期に刻み込まれたものだから仕方がないのか、、、

実はそうではありません。

 

修復していくことは可能なんです。

ここに、セルフでできるいくつかその方法を挙げておきます。

 

・散歩

・自然の音を聞く

・動物と触れ合う

・笑う

・歌う

・ヨガなどのエクササイズ

・五感を楽しむ食事

・腸活

・自律訓練法

・タッチ

 

他、専門家の力を借りるという方法もありますが、

神経系という<身体>の問題であることから、

対話などのカウンセリングもいいですが、

身体からの(ソマティックな)取り組みが回復も速く、

有効であるとする専門家が増えてきているようです。

 

代表的なソマティックなアプローチ

・EMDR

・ブレインスポッティング

・TFT

・ブレインジム

・ホログラフィトーク

ボディコネクトセラピー

バイオダイナミック・クラニオセイクラルセラピー

・ソマティックエクスペリエンス

 

参照:花丘ちぐさ著「その生きづらさ、発達性トラウマ?」

 

 

関連記事

不適切養育と虐待の違い | そらとり (cranio-kenko.com)

自覚しにくい発達性トラウマ障害 | そらとり (cranio-kenko.com)

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不適切養育と虐待の違い

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子供が心身ともに成長していくためには、

おっぱいをもらったり、成長に応じた食事を与えてもらったり、

お風呂に入れてもらったり、おしめを替えてもらったりするする必要があります。

 

それに加えて、目と目で見つめあったり、歌を歌ってあげたり、

優~しく話しかけたり、なでてあげたり、抱いてあげたりなどのスキンシップが不可欠です。

 

そのような関わりの中で、赤ちゃんが「ここは安全だ」「自分は歓迎されている」って感じることが神経系の発達にとってとても重要です。

 

「おいし~」って言ったら「おいしいね!」ってフィードバックをもらうこと。

「痛いよ~!」って言ったら「痛かったね~!!」って共感してもらうこと。

 

それらを通して、社会に順応しながら心身ともに健康に育っていくことができます。

 

一方で、

「痛いよ~!」「痛くない!男のこでしょ!」って共感を得られなかったり、

「早くしなさい!」っていつもせかされてたり、

「遊んで~」って近づいて行っても「あとでね」って相手にされなかったり、

「あなたのためだから」と限界を超えた努力を強いられたり、

「お兄ちゃんは優秀なのになんでお前は・・」って比較されたり、

「お姉ちゃんだから・・」って下の子の面倒を強要されたり、、

これらは「不適切養育」と呼ばれます。

 

また、両親の夫婦喧嘩が絶えなかったり、

親がストレスでいつもピリピリしていたりなど、

家庭環境も「不適切養育」に含まれます。

 

「虐待」はわかりやすいですが、

この「不適切養育」は自覚されていないことも多いのが問題です。

 

殴る、蹴るなどの暴行やひどい暴言が行われていれば、

「自分は虐待を受けた」と自覚を持ちやすいのですが、

「不適切養育」の場合は、

ご飯は食べさせてもらってたし、

塾などの習い事にも通わせてもらってたし、

特に不自由な感じはなかったので「幸せな子供時代だった」と認識していることが多いようです。

 

ここに、日々繰り返されることで「発達性トラウマ」を招く恐れのある「不適切養育」の一例を挙げておきます。

・子供に手をあげる

・思いやりのない言葉がけをする

・タイミングよく子供のニーズを満たさない

・服装や友人関係の「介入しすぎ」

・子離れできない

・過度の心配性

・無理に頑張らせる

・親の未熟による「子供への嫉妬」

・兄弟を比較する

 

どこの家庭でも起こりうることばかりですよね。

僕にも経験があります。

ですがここでは、それを責めるのではなくて、

そういうことが子供の成長、

そして大人になった時の人格形成にも大きく関わってくるという事実を

まず知っていただきたいという趣旨でこれを書いています。

 

詳細は、、「その生きづらさ、発達性トラウマ?」花丘ちぐさ著にあります。

 

このような「不適切養育」があると、

自己肯定感が低かったり、

人とうまくやっていけない、

周囲にある不安要素にばかり目が行く、

いつもビクビクしてる状態になりやすいのです。

 

難しいのは、赤ちゃんや幼い子供の頃に「不適切養育」があっても、

覚えていないことです。

 

自分に自信がなかったり、

ひどく人に気を遣ったり、

ネガティブなことばかりに目が行きがちだったり、

すぐに怒り出したり、、

不安につきまとわれたり、、

 

自分の生まれつきの性格のせいだと思っていたものは、

実は、この不適切養育による発達性トラウマ障害かもしれません。

 

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